「地元へ帰ろう~♪」って「あまちゃん」ネタですが・・・分娩場所を決める上で横浜でお産をするか、実家の地元でお産をするか悩みどころです。初めてのお産でも上にお子さんがいても悩みます。今回は帰省分娩に焦点を合わせて考えてみます。
メリットとしては・・・親親戚が産前・産後の人的バックアップを取ってくれる。出産後、子育ての経験者たちが「無料」で指導・支援してくれる(場合によっては口うるさいときもありますが)。気兼ねなく、産後の休養を取れる。産前産後の諸費用をちょっと出してもらえるかもしれない期待感がある。子供たちがじじ・ばばに会えるのでうれしがる。友達に会える。面倒な夫の世話をしばらくしなくてすむ。・・・などなどです。
ディメリットとしては・・・夫がいなくて寂しい、心細い。立会い分娩などがしにくい。分娩前、産後に移動をしないといけない。妊娠中の経緯が分娩先にきちんと伝わっているかが不安。妊娠中に出産場所でないところでの検診中、何かあったら不安。上の子の行事(運動会とか )に参加できなくなるかもしれない。・・・などなどです。
悩んじゃいますよね、実際・・・。当院では帰省分娩の方も分娩先への情報提供やこちらで何かあった際も開院以来8年たちますが365日24時間対応で不安にさせることなく対応できています。したがって、ディメリット部分は相当減らせられます。でも帰省分娩が絶対良いというわけではないので誤解しないでね。
ただ横浜地域の人件費は地方(東京は除く)と比べて高いです。それにともなって分娩費用も結構差があります。どこの分娩施設も子供を預かってくれたりなどの色々なサービスもありますがほとんどが有料になります。分娩費用の総額を聞いて「じぇじぇじぇ」とならないようにしましょう。
なお、当院は看護師募集中です。希望の方は当院まで連絡ください!
2019.10.04