受験シーズンです。中学校受験・高校受験・大学受験まもなくです。
大学受験で男子と女子で差をつけていた私立の医学部があって非難囂々でしたね。
それでなくても月経や排卵日などの体調変化が女子の場合には起こりえます。
そのため、当院では(既に,という方も多数いますが)、まさに今からが受験日当日・前後への月経困難症・月経過多症・排卵痛・PMSなどの対策の時期に相当しています。
中学受験の際、低用量ピルなどは女性ホルモン投与になるので未だ処方せず、症状の緩和に主眼を置いて対応しています。高校受験・大学受験の際は対症療法もありますが、低用量ピルも視野に入れて対策を練っていきます。使用する際は一度ご本人に来ていただいて納得していただいた上で管理を開始します。同様に排卵痛やPMSも管理しています。
受験当日は本来持てるフルパフォーマンスで望んでいただきたく存じます。
ちなみに、声楽などの音楽系の受験者には低用量ピルを飲みながらの受験はさせません。ほんの少し,本当にほんの少しむくむので、、、声帯にも影響しますから、半音だけいつもの声が出せなくなる恐れがあるためです。大学受験の時、受験先をお聞きしますが、正式には学部を聞きたい(声楽とか体育学部とか)のです。あと、全受験生にお願いですが、受験日程をサブの日も併せて表にしていただけると幸いです。絶対重ねたくない日をヒラリ・ヒラリと避けるためです。
これを読まれている方すべてが志望校「祝!合格」となるように祈っております。
2019.12.21